片寄明人@渋谷SPUMA

【セットリスト】

  1. MADONNA 49(片寄ソロ曲)
  2. Sabbath
  3. 日陰
  4. I Believe In You
  5. Under the Dog
  6. Last Song
  7. マイクロ・マシーン
  8. 玉突き
  9. WORDS OF LOVE(ROTTEN HATS
  10. Nostalgia(Chocolat & Akito
  11. ビーチボール
  12. Bee
  13. Oh Baby
  14. ナツマチ

()が付いていないのはGREAT3の曲。…いやあ、見る人が見たら、このセットリストだけで発狂しそうな選曲。

半分くらい客のリクエストに答えて演奏した曲かなあ。曲自体には凄く緊張感があるのに、MCになると「何やろうか?」とフランクに客に話し掛けるという、非常に不思議な雰囲気のライブだった。リクエストがあったけど歌わなかった曲はGolf、Caravan、SUMMER'S GONE、バナナ、など。「SUMMER'S GONE」は歌詞を持ってきてなくて、「Golf」は弾き語りじゃ出来ない*1とのこと。

当たり前だが片寄の声はまったく衰えていなかった。今も全く問題なく機能する、と言うのもおかしな言い方だけど。ソロで何かやればいいのに。(本人は、ソロはやる気無いみたいだけど)

とにかく素晴らしい曲たちを、また生で聴けたのはやっぱり嬉しかった。しかし、GREAT3の不在をいつも以上に強く実感させられて、ある意味残酷でもあった。感動と絶望(とまで言ったら大袈裟だけど)が入り混じり、見ていてリアクションに困った。

片寄がどんな気持ちでGREAT3の曲を歌っていたのかはわからないし、俺が推測してみてもそれはきっと激しい思い込みの混ざったロマンチックな妄想にしか過ぎないので、ぐだぐだ書かないほうがいい。ただ今は、この日片寄がこれらの曲を、時に顔を歪ませながら歌ってた、ということだけ書いておけばいいんじゃないかと思う。

*1:あれはギターはずっと変わらないで、ベースラインが動いていく曲だから、とか何とか言ってたような。