アナログフィッシュ、OGRE YOU ASSHOLE@代官山UNIT

満員のUNITは大変見づらい。右の洞穴も閉じられてます。

先にアナログフィッシュ。謎の光る棒を振り回しながら登場。振ると「Hello」という文字が。あれ何なんだろう?

「Hello」からスタート。3月のリキッドも一曲目がハローだったけど、あのときは「斉藤がいなくなったことに対する悲しみ」と「アナログが無くならなかったことに対する喜び」が入り交じって偉く複雑な気分になったんだった。でも、今日は素直に楽しめた。バンドの音も明らかに一体感が増したし、もっくんも木村さんも「自分の音」をアピールするようになっていた。つまり凄くバンドっぽい。とてもいい。続けて「ダンスホール」。よし!と言いたくなる流れ。今までとは違うセットリストにニヤリとさせられる。アルバムも出ることだし、どんどん新曲をやってほしい。

なんて思ってたら次は「LOW」でやや肩透かし。正直言うとちょっと食傷気味の曲ではある。が、これもリキッドのときと比べて明らかに良くなっていたのでOK。

「バタフライ」「LOVER」「夕暮れ」「アンセム」と下岡、佐々木、交互に。新曲が「LOVER」だけというのはやはり残念。ここは下岡も「ライトブライト」「パラドックス」あたりをガツンとかましてほしかった。

「アンセム」の後に「CLAP YOUR HANDS」。これが、今まで聴いた中では一番良かったなあ。磔磔で不完全な形で聴いたときには「あー、THE WHOの「SUBSTITUTE」ね(笑)」といった感じの小品としか思っていなかったけど、まさかあんなダンスチューンになるとは!サビで一気にポップに振り切れるところが新しい。

ラストは「さよなら90's」。カートグランジ…のくだりが少し変わっていた。メロディーを歌うのではなく、喋りかけるような感じ。レコーディングして変わったのか、たまたま昨日は歌の入りが遅れたからそうなったのか。早く音源が聴きたい。

いいライブだった。もうちょっと新曲多くてもいいと思ったけどね。


後にオウガ。初見。試聴した限り、なかなか好きな感じではあったけれど、ライブも良かった。ボーカルの声で好き嫌い別れると思うけど、俺は凄く好きだなあ。存在感があって。一曲目「コインランドリー」の歌い出しで、バシっと空気が変わった感じが印象深い。

ライブ見ながら「昔のバインみたいだなあ」と思った。ミディアム、スローテンポの曲中心で、淡々とライブを進めていく感じが似てる。ボーカルの雰囲気とかも似てるかなあ。

ただ、似たような曲が多くて途中ちょっと退屈に感じた部分も。全体に線が細いのも気になったかな。もうちょいベースとドラムが音でかくてもいいよね。

次は音源聴いてから見たいですね。