UA@日比谷野音

  • 晴れはしなかったけど、昨年のような大雨は無し。じっとり暑い。
  • 18:30スタートと野音にしては遅い開演時間。なのに20分も押す。野音の音出しが20:30までということを考えるとちょっと凹む。(短いんだろうなーと思い)
  • 「Breath」の曲をメインに進む序盤。正直、ちょっと単調だった気がする。
  • 突然の「水色」に客席のあちらこちらから歓声が上がる。「ミルクティー」「スカートの砂」辺りも反応が大きかった。
  • うーん、やっぱり(自分も含めて)お客さんが求めてるのはこっちなのかな、と思った。「泥棒」以降どんどんコアな世界を突き詰めつつもギリギリで保っていたバランスが、この日のライブ序盤ではちょっと崩れていた気がする。もちろん「SUN」も「Breath」も嫌いではないし、過去の曲も今のアレンジで見せてくれるので只の懐メロには全然なってないんだけど。
  • やっぱりこの編成で一発目(というか最後?)っていうのが厳しかったのかなあ。去年の野音は、長いツアーとフジロックを経ての集大成的なライブだったからね。それと比べてしまうと、どうしてもカタルシスが薄い感じがした。(まあ、去年はあの荒天で逆にテンション上げざるを得なかった、という気もする)
  • そんなモヤモヤした気分を、最後にドカンと晴らしてくれたのが「プライベートサーファー」!うわあ、これライブでやるの久々じゃないですか?前述の「泥棒以降」で切り捨てられてしまった1曲だと思っていただけに、これが聞けたのは嬉しかった。アレンジも凄く良かった。関島さんのチューバが胸に染みました。これを聞き逃したら後悔してただろうなー。来て良かった。
  • 「プライベートサーファー」が終わったところで丁度20:30。20分押しも予定内か。しかし鳴り止まないアンコールでUA登場。「どうせ歌わないんだろうな」と思ったが、内橋さんが小さく鳴らすギターをバックに童謡?を1曲。20日の童謡ライブの予行演習か(笑)。しかし野音で20:30過ぎて演奏してるの、初めて見たわ。
  • 最初から最後まで、客がほぼ全員椅子に座ったままだった。個人的には見やすくて良かった。
  • トータルでは去年の方が良かったかな。でも「プライベートサーファー」は本当に良かった、うん。