トーキョーブラッサム@LOFT(怒髪天、サンボマスター)

かねてから「この日はフラカンのリキッドだから行けないよちくしょう」とか言ってたのに結局こっちに来てしまった。サンボのライブがなかなか決まらないんだもの。それにLOFTくらいのハコで見れるのも、この先減ってくるのかなーとか思い。今年のサンボはイマイチなライブ続きなんだけど、やっぱりまだ期待しているので。

サンボマスター

とりあえずセットリスト。

  1. 歌声よおこれ
  2. 欲望ロック
  3. 青春狂騒曲
  4. これで自由になったのだ
  5. 全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ
  6. 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
  7. 美しき人間の日々
  8. そのぬくもりに用がある
  9. 月に咲く花のようになるの

結論から言うと、やっぱり駄目だった。絶対ライブのクオリティ下がってるよ。僕はサンボの「一見、青春パンクにカテゴライズされがちだけど、実は演奏はしっかりしてるし、山口のボーカルも丁寧で上手い。」というところが好きなんだけど、その持ち味が全部失われてる。ここ何回か見たライブ、1曲目がまともに演奏された試しが無い。ギター間違えすぎ。サビでメロ無視して叫びすぎ。「歌声よおこれ」の大名曲っぷりを考えると、勿体無くて仕方が無い。

「美しき人間の日々」「そのぬくもりに用がある」辺りは良かったように思うけど、両方とも2ndアルバム以前の曲なんですよね。かといって別に2ndアルバムの曲が嫌いな訳ではない(アルバム自体は名盤だと思う)。やっぱり1stアルバムの曲に比べると、まだモノに出来ていないというか…もう1年経ってんですけどね。だからやっぱり1stアルバム前後のライブパフォーマンスが凄すぎた訳ですよ。それを体験しているから、どうしてもハードルが高くなってしまう。

タンバリン…もPVを見た時はいい曲だなと思ったけど、これもライブではまだまだといった感じ。

1stアルバム前後のライブが凄かった、という話についてはまた改めて書きたいんですけど、少しだけ。4月のAXワンマン見たときも思ったんだけど、簡単に言うと歌う対象が変わってしまったんじゃないかと。1stアルバムの頃の「世間に受け入れられないサンボマスター」は、ただひたすら音楽だけに没頭していたと思う。でも今はそうじゃないなあ、と。もちろん全部わかった上で背負っていこうと思ってるんだろうけどね、山さんは。でもやっぱり昔の方が好きだなあ…



怒髪天の話はまた後で。怒髪は良かったです、凄く。しかし日曜も見ることを考えると、今日はやっぱりフラカンに行けば良かった…夢の列車やったんだよね。あーあ。