アナログフィッシュ、ANATAKIKOU、チャットモンチー@SHELTER

簡潔に。

チャットモンチー

ライブを見るまでは信用しない、と思っていたのだが今日ライブを見てあっさりとやられた。1曲目のイントロのギターが鳴って、ベースが入ってきた瞬間に「うわ、これは凄い」と思った。一瞬ゆらゆら帝国かと思った。いや、それは言いすぎ。でもそれくらいに何だかインパクトがあり、予想していた音とはかなりのギャップがあった。

30分で6曲。先日リリースされたミニアルバムからは2曲しかやらないという攻めのセットリスト。今回初めて聞いた4曲はどれもこれもアレンジ・メロディーともに、ミニアルバムでの「青臭い」「青春」のイメージを裏切るものだった。面白いなあ。

しっかりとしたリズム隊と比べると若干ギターが不安定に見えたけど、ボーカルは良かったかな。目が開いてんだか閉じてんだかわからないような無表情のまま、メロディーラインだけが自在に動き回る。不敵。変な話、バンドが解散してもこのボーカルはソロでもやっていけるだろうなと思った。

【セットリスト】

  1. ハナノユメ
  2. ツマサキ
  3. ?(黒い傘?)

ANATAKIKOU

曲も演奏も奇妙な発言もパフォーマンスも良かったのだけど、どうもバンドと初見のファンの間に、高くそびえ立つ壁のようなものがあるように感じてしまった。

アナログフィッシュ

健太郎のテンションが高すぎる。グレートマエカワの系譜、というラインからも脱線して、何だかとんでもない方向に行ってる気がする(笑)。いいなあ、見てるだけで笑えてくる。シャツ、ピッチピチじゃん。新しいの買えよ!成長期か!

今日のライブは素晴らしかった。何が素晴らしかったか。大声でボーカルが歌い、そこに大声のコーラスが被さって、バシャバシャとドラムが鳴り響いて、健太郎は無駄に手を叩き、下岡は飄々としていた。以上、アナログフィッシュのライブでのごく当たり前な風景なのですが、何だかそういうライブが久し振りだったような気がするので「ああ、アナログっぽいなあ」と何度も心の中で呟きながら見てしまったのである。そのアナログっぽさが、KISS JAPANツアーとGO FOR THE SUNツアーでどんどんパワーアップしているんだろうな、と思わされた。来年のAXの時にピークを迎えることを願いつつ、AXまであと1ヶ月。埋まるかねえ。

あと唯一気になるとすれば、健太郎のムチムチっぷりに隠れているので気づきにくいところなのですが、斉藤のホットパンツが気持ち悪すぎます。モーサム武井やHGくらいにガッシリしているならまだしも、あの短パンから細い足が伸びているのは非常に微妙だ。誰か忠告すべき。いつかポロリが起きる前に。

【セットリスト】

  1. スピード
  2. Hello
  3. BGM
  4. Town
  5. 僕ったら
    〜Encore
  6. LOW
  7. 夕暮れ