The Ideal Acoustic Holiday@CLUB Que(高橋徹也、裸眼、他)

1番手にオーノキヨフミ。先月トモの対バンで見たときも思ったけど、真っ直ぐな好青年という印象。正直曲はそんなに好きなタイプではないんだけど、なんか応援したくなる。


2番目に高橋。6日のモナと同じく佐藤さんとの2人編成。

「美しい人」からスタート。歌い出し、ちょっと危うい。アコギも若干。1曲目に持ってくるには難しい曲では、なんて思ったり。でもこの曲の「何となく名曲」感は好きだ。寸止め的な。続けて、ガットギターに持ち替えての2曲目「La Noche Pacifica」。爽やかに。

曲を終えて高橋くんがPA
「すみません、ガットギターをもう少し上げてもらえますか」
「…こっちの根性が足りないのかもしれないけど」 そういう問題?
「あ!変わった!劇的に!

日記に書いていた車の話。
「車とか家電とか立て続けに壊れる」
「だから楽器もかと…
車検が平成19年までだった。というのを見て、高橋くんは何故か「今は平成17年だよね」と思ったとか。
「平成でモノを考えることって無いじゃないですか」 まあ確かに。
「今って平成18年ですよね?全国的に。」 そんな地域差、あったらヤです。
「1年間過去を生きていたみたいです」
道理で、TVの言っていることがよくわからないと…」 いや、それは関係無いかと…

「じゃ(次の曲)…って行けないもんですね」 いつも行くくせに!(笑)

そのまま根性のガットギターで「流星群」、2回目の披露となる「サンディエゴ・ビーチ」。「美しい人」といい、ちょっと大作志向なんだろうか。アルバム『ある種の熱』とは、また違った展開に向かっている気がする。

この辺でMC入れるかと思いきや、アコギに持ち替えてそのまま続ける。聞いたことの無いコーラスと軽快なピアノから初披露の新曲。アップテンポだけど、ジャズ風味でもなく、ここ最近では珍しい曲調か?って、さっき思った大作志向と真逆でやんの。ははは。覚えている限りの歌詞→「僕らの季節が終わる/さよなら君の見た光/見果てぬ夢のぬけがら/眠らずに朝を待つ」(違ったら失礼)

そして「夏の出口」から「人の噂」。人の噂のイントロ、また更に変なフェイクが(笑)。「たたた、った」みたいな。謎。最後のスキャットも調子良さげ。

MC。メンバー紹介。
「キーボード、… 佐藤友亮!」
「…大松って言いそうになった」 はぁ?(笑)

先日、ジュースの自販機に1000円札を入れたが押しても押してもジュースが出てこない。返却ボタンを押してもお金が返ってこない。『困ったときはここへ』と書いてあるのを発見したので電話してみた。

「ジュースが出てこないんですけど…」
(電話先)「はいはいはい」
これは、いつも出てないんじゃないか?と気づく高橋くん(笑)。お金を返してくれるということなので、名前と住所を教えた。
「高橋に、渡辺徹の、あの『約束』とかが大ヒットした…それのテツ、にナリ(也)です」
渡辺徹というフレーズが向こうにヒットしたらしい。そしてこちらからも名前を聞くことに。「名前聞いておかないと返してもらえない気がして

(電話先)「大松っす!」「バレーボールの監督と同じ、大松っす!」

それで大松と言いそうになった、という。一ヵ月半くらい前の話らしい。
「一ヵ月半を経た…メンバー紹介」

ライブの告知など。
「(こういうイベントだと)おかしなことを言っていた人がいた、としか印象が残らない場合があって…」 あ、自分でわかってるんだ、それ。

さっきやった新曲について。
「タイトルまだ付いてなくて。一応『青のラプソディ』という…ガーシュインにそういう曲あるよね?(と佐藤さんに訊く) …その辺をきちんとクリアしてから名乗ろうかと」 いや、それは別にいいだろ!(笑)

最後は「夜明け前のブルース」。佐藤さんの鍵盤から入る。山本さんの時とは全然違うアレンジ。ちょっと違和感あったけど、これはこれで面白いなあ。「人の噂」くらいから佐藤さんがノリノリで、見てて楽しかった。デュオ2回目にして、とてもいい雰囲気です。

【セットリスト】

  1. 美しい人
  2. La Noche Pacifica
    -MC-
  3. 流星群
  4. サンディエゴ・ビーチ
  5. 青のラプソディ(仮)
  6. 夏の出口
  7. 人の噂
    -MC-
  8. 夜明け前のブルース


トリは「裸眼」。というユニット。ザ・カスタネッツの牧野元のソロ名義、でいいのかね。今日はGOMES THE HITMANの山田と2人編成で。1曲目がカスタネッツの「夏の記憶」!やー、凄ぇ良かった。牧野のこってり目のボーカルと、ゴメス山田の透明感のあるコーラス、これ凄く相性がいい。この後もカスタネッツの曲を連発。「ニア」も良かったなあ。何でカスタには、あんなに名曲が多いんだろうか。

MCがちょっとぐだぐだ過ぎたけど(笑)全体的には非常に楽しかった。また見てみたい。

【セットリスト】

  1. 夏の記憶
  2. 手と手、影と影
  3. LAUGH(?)
  4. ニア
  5. 夕暮れ
  6. 裸眼
    〜Encore
  7. また明日


そうそう、牧野さんが「今日は押し気味なんで…」と言ってたけど、高橋くん持ち時間かなりオーバーしてた?確か55分くらいやってたんですよ。3組だったら40分だと思うんだけど(実際他の2組はそれくらいだった)。ちょっと気になった。