MTV ADVANCE WARNING LIVE@O-East(SUEMITSU & THE SUEMITH、他)
オープニングアクトが居たけど失念。とにかく人が多くて参った。
ILLMATIC HEADLOCK
奥のBARで音だけ聞いていたんだけど「何かスモみたいだなあ」と思いステージを見に行く。すると案の定2MCで(まあ、これは聞いててわかったけど)挙句ギターがチューブ口に咥えてたんで笑った。初期1500か!ワイバーンかよ!いやあ、たぶんスモーガス好きだと思うんだよな、このバンド。
で、smorgasっぽいからといって俺が好きかというと勿論そんなことは無く。結局あの手のバンドでハマったのってスモだけで(というより、スモは「あの手のバンド」の括りに収まらないものだった、っつーか「あの手のバンド」って何よ、そもそも)今更ながらsmorgasの特異さを改めて思い知ったのでありました。(ただし5人時代限定)
SUEMITSU & THE SUEMITH
トリ前かと思いきや2番目。とにかく人が多くて後ろからだと見えないのでフロアに降りる。どこに行っても人は沢山いるが、ノリは余り良くない。みんなRADWIMPS目当て?
ライブは聞いたことの無い曲からスタート。…って、これ「Skyscraper」か!マイナー調にアレンジされていたので最初は全くわからなかった。CDの華やかな感じとは全然違うなあ。でもこれ、俺含めみんなが期待してるものと違うような気がする。ピアノの音が小さいのも不満。(これは後々解消されたけど)
1曲終わってMC。マイクをわざわざ手に持つ必要あるんでしょうか(笑)。何だかライブ慣れしていないように見える。MC中に「ミトくんが…」と言われ、ベースがクラムボン・ミトということに気づく。てっきり増谷キートンかと(もういいよそのネタは)。ギターは元スーパーカーのジュンジ?メガネかけててよくわからず。
2曲目は今度リリースするシングル曲。タイトル失念。アルバムの雰囲気よりも「Astaire」に近い感じのミディアムの曲。1曲目でも思ったけど、ライブだとボーカルがちょっと弱いなあ。そしてくぐもった声は何となくナカコーに似ていると思った。ああ、そうかそれでジュンジくんが詞を書いているのだな…なんて穿った見方ですか、そうですか。
3曲目「Etude」。後半、ピアノを激しく弾く(叩く?)。ようやく盛り上がってきた、というところで最後の曲。短っ!つーか「Irony」も「Arabesque」もやってないよ。その2曲は絶対やると思ったし、個人的には「Basketball Game Crush」「The Desperado」のどちらかは聞きたかった。
最後は「Astaire」。音源ではホーンのアレンジが派手すぎて、アルバムの雰囲気との違いに戸惑ったんだけど、ライブでは悪くなかった。でも先に挙げた4曲の方が聞きたかった、というのが本音。そしてここで衝撃のパフォーマンス。黒Tシャツを片方だけ捲り上げて、下に着ていた白のタンクトップを見せつける。えーと、それ、何てなかやまきんに君?
そしてピアノから離れてステージを闊歩しながらハンドマイクで歌うスエミツさん。正直笑った。この人、楽曲から頭に浮かべるイメージと、実際のルックス・パフォーマンスにかなりのギャップがある。いや、ルックスはジャケとかで見てたからわかってたけどさ。ちょっと最後のは予想外だった。大体、脱ぐ前の服装が「黒Tシャツ・黒の短パン・黒のベースボールキャップを後ろ向きに被る」ですよ?どんだけ黒好きなんだよ。それでグランドピアノの前に居るもんですから保護色ですよ、もう。あと想像以上の腕の太さな。「ジム通ってて…」って話を普通にMCに盛り込んでたしな。海外留学したきんに君のポジション、行けるんじゃないだろうか。(いや、そこは行っちゃダメだ)
初めてライブを見た感想としては「やっぱりライブ慣れしてないんだろうな」という。今のところ「ライブならでは」という魅力を見出せず。これだったらCDでいいかなあ、と思ってしまった。ワンマンライブとかやれば、もっと変わると思うけど。あと今回は短すぎた。まあ、次に期待。しかしこんなんでCOUNTDOWN JAPANとか出ちゃうのはどうなんだろう?逆プロモーションにならなきゃいいけど。