筋肉少女帯@LIQUIDROOM

仕事終わらず45分遅刻。ううむ。以下ネタバレですので、畳みます。


「未使用引換券」の途中から。この曲って地味に変拍子入ってるんですよね。いざライブで聞いてみたらキメのところで微妙にノリきれず、横浜で悔しい思いをしたのでした。今日?遅れて着いたからそれどころではなかったよ。

そんな感じでバタバタしていたんだけど、「抜け忍」のミニコントに癒される(笑)。斬られて床に倒れるもベースは弾き続けるうっちー、楽しそうだなあ。見てるこっちも、遅刻したことをすっかり忘れてニコニコに。エディーのドアーズ風シンセもカッコいい。エディーとうっちーが顔を見合せて笑っていた。この曲はこの2人が主役ですね。ライブで見て印象が変わった1曲。

MC。メンバーそれぞれから一言、プラスなぜか中高時代の部活を発表(笑)。

本城は将棋部。「大槻は何やってたの?」 大槻「中学は写真部。高校は科学写真部。ミトコンドリアの写真を撮っていた」

内田「中学は美術部。高校は美術部という名の漫研(笑)」「大槻は何やってたの?」 今オイちゃんが聞いたばっかりなのに!(笑)

オーケン「じいさん達の会話か!」 いい塩梅です。

橘高は卓球部、それからYMO細野晴臣高橋幸宏が在籍したという音楽部。色々あって、この2人に並ぶ「伝説の部長」扱いなんだとか?

オーケン「俺は写真部でね、高校ではミトコンドリアを…」 おじいちゃん、自分から言っちゃったよ。

サポートの長谷川さんは水泳部。エディーは「この格好でわからない?」と言ってから「ア〜ア〜!」と熱唱。何と聖歌隊(笑)。似合い過ぎだ…

オーケン「将棋部、美術部、音楽部、水泳部、聖歌隊…」橘高ミトコンドリア部」 うはははは!

こんな面子が揃った筋肉少女帯の奇跡。そしてこの話が次の曲につながるというミラクルが!オーケン、橘高に言われるまで気付いてなかったけど(笑)。「人間とはミトコンドリアのようなものだー!」という訳で「労働者M」。横浜ではやってないですね。

「その後or続き」がとてもいいなあ。オーケンの下手な歌が妙にマッチして、ちょっと泣きそうになる。

バトル野郎はもう飽きたなあ、なんて思ってたはずなのに、橘高ギターソロの後ろで「おらおら、このやろーやっちゃうぞー」とちょけてるオーケンと内田を見ていたら、何か物凄く楽しい気分に。改めて言うのも何ですけど、全くもって変なバンド。

イワン→釈迦ときてトリフィドで締めと思いきや、なぜか最後に「機械」。横浜はトリフィドで本編締めてくれて、それが凄く良かったんだよね。ラストスパートで昔の名曲を畳みかけて、しかし最後は新譜から!という形に、きちんと現役感が出ていて。なので、ちょっと残念。つーか、なんで機械よ?

アンコール。橘高「ツアーを回ってきて地方の人も皆あたたかく迎えてくれて、筋肉少女帯を続ける自信がわきました」これ良かった。橘高ちゃんはこういうことをきちんと言ってくれるところが素敵。「明日もここで、あとCCレモンもあって…(今日の)初日に来る人が一番コアなファンだと思って、今回のツアーでは最初で最後の曲をやります」と言って青ヒゲ。橘高&本城バージョン。大海賊サミットを思い出して懐かしい気持ちに。

アンコール最後にトリフィド。あー、ここでかー。これはこれでいいけど、個人的には新譜の曲はやっぱり本編でやってほしい。あれ、そういえば「ヘドバン発電所」は?序盤でやったのかな?


やー、すげえ楽しかった。遅刻したことが全然悔しくならないくらいに、満足した。

アンコールのMCでオーケンがこんなことを言っていた。「平日だけど、筋少のライブがあって、それはまるで俺たちひょうきん族があった頃のウィークエンドのようだぜー!」 まあ、これを2,3度噛みつつ、gdgdになりながら言ってたんですが(笑)言いたいことはわかるよね。仕事で遅れた者にはなかなか染みるMCでした。平日辛いけど、今日は楽しいライブだったなあと素直に思えた。

あ、あとどこかのMCでエリカ様ネタ。超笑った。「30後半過ぎてわかりました」「お客様は…エリカ様です!」「みんな、別に…って言えー!」(別にー!) 何この無気力なコール&レスポンス。


で、筋少スレをチェックしてみたらヘドバンはやってないんですってね。もう外されたのか…つーか、前半に「人生は大車輪」やったのかよ!ショックすぎる。俺「エリーゼのために」がすげえ好きで。そんな好きなアルバムの1曲目ということで思い入れも強くて。ああー、聞きたかったなあ。さっき「遅刻したことが全然悔しくない」と書いたけど、これ見たときにはさすがに悔しくなった。つー訳で明日のレア曲は「スラッシュ禅問答」を希望します。長谷川さんのドラムで聴いてみたい1曲ですよ。