視点

昨日のTHE CORNELIUS GROUP、「ANOTHER VIEW POINT」をやったと聞いて悶絶。今一番聴きたい曲ですよ。ほら、俺ずーっと言ってたじゃん。「今のコーネリアスの音は凄く肉体的で、実はものすごく踊れる音楽のはずなのに、ある意味映像が邪魔してしまって、見ている人を固まらせているんじゃないか」「今のコーネリアスグループが"ANOTHER VIEW POINT"やったら超カッコいいよ!」って。

言ってない?書いてない。ああ、うん。確かに俺ははてなに一回もコーネリアスのライブの感想を書いてないですね。書いてないけど、今年結構な頻度でコーネリアスのライブを見ていて、その度にそんなことばっかり言ってた。実は。という訳で豪快に後出しで4月のリキッドの感想を貼っておこう。

コーネリアス@リキッド。
映像は小さいし音は悪いし客は動かないしで、AXと比べると環境悪し。仕方ないので開き直って映像が見えないような入口付近で一人ガンガンに踊りまくる。あー、楽しかった。知らない人から見たら「この人映像見ないで何やってんの?」って感じだったんだろうなあ。AXで存分に見たからいいんですよ。
それにしても客の反応の静かさが異常。映画を見てるみたいな感じだよね。気持ちはわからなくもない。
でも、今のコーネリアスの音ってすごく肉体的だと思うんだけど。ツアーバンド。コーネリアスグループっていう名義は伊達じゃない。「Beep it」とか超ファンキーだったと思うんですけどね。今のバンドの状態で「ANOTHER VIEW POINT」が聞きてぇ!日本じゃなくて海外だったら、全然反応違うんだろうなあ。

もっと極論を言っちゃうと、一曲くらい映像無しでやってみたら逆に面白いんじゃないかと思う。今のコーネリアスのライブの肝が映像と音楽のシンクロという点にあるというのはよくわかってるんだが、今のコーネリアスグループが映像に縛られないでインプロ的要素の濃い演奏をしたらどんなものが出てくるんだろう?という期待もあるんですよね。