SCOOBIE DO vs YOUR SONG IS GOOD＠CLUB Que

先にユアソン。見るのはフジロック以来。

新曲３曲を含む攻めのメニュー。しかも新曲はどれもこれも激しい曲ばかり。どうやら今のユアソンは原点回帰『PUNK』なムードにあるようです。だいたい一曲目のイントロでメンバー全員が首にかけてたレイを引きちぎり(笑)JJがフロアにダイブしてるくらいだしなあ。途中、シライシもギターを置いてダイブする有様。次長、大胆。

その一方で「CALYPeeeeee! SO」では客数人をステージにあげてホイッスル隊に任命したり、「あいつによろしく」の前のMCではちょっと泣かせたり。どの角度からパンチが飛んでくるかわからない、バラエティー豊かなナンバーの応酬。こっちとしては、踊らされるは、どうしようもなく楽しくなるは、グッとくるはで、まあ大忙しの一時間。ちなみにいつもの「THE OUTRO」の最後はJJがショーティを肩車→ショーティがダイブ。まさかの癒し系キャラのダイブ。似合わねぇ！(笑)

【セットリスト】

(順不同)　SUPER SOUL MEETIN'/モーリス（新曲）/6人は南をめざす/熱帯ボーイ/SUMMER vs WINTER/アイワナ再発（新曲）/CALYPeeeeee! SO/マン・フロム・ニュータウン（新曲）/あいつによろしく/ブガルー超特急/THE OUTRO
（新曲の曲名は適当です。あと、もう1，2曲くらいやった気がする）

スクービー。こちらも「BACK ON」→「DISCO RIDE」と最初からテンション高めで飛ばす飛ばす。更にプラスワンモー！この辺で「今日はいいライブになるな」と確信。序盤に「PLUS ONE MORE」で勢いをつけるといいライブ。これ俺の持論です。

「FUNKY NEW DAY pt3」までブッ飛ばしてからの、メロウな新曲への流れ。この緩急の付け方も凄くいい。「PRIVATE LOVER」*1という新曲が素晴らしかった。メロウな歌モノというと前作の「ROPPONGI」を思い出す。新曲として披露していた頃は『ザゼンの影響受けてんなあ…』くらいにしか思えなかったけど、今は完全に自分たちのモノにしたあの曲。そして今回の「PRIVATE LOVER」。ZAZEN BOYSの「FRIDAY NIGHT」を想起させたが、勿論パクリなどではなく、これは同時進行と見るのが自然。同士として、シンクロしている。

「Tighten Up」で新しい試みもありつつ、新曲「DRUNK BEAT」へ。BACK ON、DISCO RIDE直系のお祭りチューン。問答無用に腰を振らせるビートがヤバい。ただ「呑め呑め呑め〜」という、ちょっとタチの悪い一気コールみたいな歌詞にはやや萎えましたが。

最後はLSLでバッチリ締め。ジェームス・ブラウンのありがたいお言葉も戴きました。「ファンキーである場所はわきまえろ」「学校や会社でファンキーである必要はない」「俺らの前に現れるときはファンキーでいろ！」（細かい言い回しは忘れたが大体こんな話）

【セットリスト】

BACK ON/DISCO RIDE/PLUS ONE MORE/トラウマティックガール/FUNKY NEW DAY pt3/PRIVATE LOVER/ダンスホール/TIGHTEN UP〜DRUNK BEAT/LITTLE SWEET LOVER//Encore：ロックンロールは未定

２バンドでガッツリやるのは初だったとか。意外だ。この組み合わせだったら、セッションなんかも見たかったなあ。次はRoot&Unitedで激突してみてはいかがでしょう？

*1:最初「FRIDAY LOVER」かと思ったけど、コメントで指摘頂いたので訂正しました。