IF THE 30's UNITED…@CLUB CITTA'(GREAT3、FOE、CUBISMO GRAFICO FIVE、Oi-SKALL MATES、他)

MASTER LOW

トリかと思ってたら一番手。でも一番手の盛り上げ役にはピッタリか。個人的には、どうしてもこの人のキャラが苦手。CDは1枚持ってるんですけど。

円盤

ファランクスのページには名前出てたんだけどチケットには書いてなくて、殆どの人には「?」だったのではないかと。僕も詳細は知りません。パンクですね。ダムドっぽい曲がカッコ良かった。

FRONTIER BACKYARD

キャリア的には新人バンドだからこの位置か?元SCAFULL KINGのメンバーによるバンド、ようやく生で見れた。CDはちょっと試聴したけど、とりあえずスルーだったんで。

印象としては後期スキャフルの延長線上に田上ソロのソウル風味をミックス、ホーンの音が無い代わりにエレクトロを導入ってところですか。なかなか好みだったかも。ジャクソンファイブの「I WANT YOU BACK」を高速でカバーしてたのがカッコ良かったねー。モータウントリビュートに収録されるみたい。

SOUL CRAP

スカ、レゲエを基調に落ち着いたサウンドで、フロアの雰囲気がちょっと変わる。元 BLUE BEAT BLAYERSの人がいたということを後から知る。言われてみればあの声は。

NEIL & IRAIZA

何と3年振りのライブだそうで「伝説のユニット」扱いをされていた。ははは。1曲目は聞いたこと無い曲だったんだけど新曲なのかな、あれは。あとはお馴染みの曲。もはや懐メロの域に達していた感が(笑)。このライブを機に復活、とかじゃなさそうだなあ。

FOE

この客層ではドン引き確実!のFOEでございます。GREAT3、NEIL&IRAIZA、キュビズモグラフィコを一括りに*1したとしても、そっちともちょっと違うんだよねえ…しかも1曲目「セブン」。キャッチーな曲で掴むとか、そういうのは一切無い。らしいっちゃーらしいんですけど、ねぇ。でも「セブン」のギターリフはいい感じに響いてたなー。

「徳利」の間奏で曲に合わせた照明が!うわ、似合わねぇ!(笑)っていうか明るくされると、フロアの棒立ちっぷりが目立ってしまうので止めて頂きたい。

とにかくFOEは「徳利」クラスの目玉曲をもう1曲!それが切なる願いであります。

【セットリスト】

  1. セブン
  2. EGBDF
  3. 徳利(夢で逢いましょう

CUBISMO GRAFICO FIVE

チャーベくん、大忙し。本日4つ目?です。(MASTER LOW、FBY、N&I)

始まる前に友人と話題に上がったのが「キュビズモグラフィコのファン層ってどんなの?」という話で。“エスカレーター流れのチャーベファンと、ハイスタ流れのPIZZA OF DEATHキッズが少し、それが入り乱れてる”と予想したんです。

で、始まってみたらビックリですよ。キッズ大盛り上がり。えー!

みんな、そこに居るのはチャーベくんですよ?とか言いたくなった。いつの間にこんなことに…

何かこう、中学校の同級生(苛められっこ)に久々に会ったら、周りにゴツいにーちゃんが一杯いて「…あれ、何かキャラ変わったね」って言いたくなる感じでした。わかってほしい、この感覚。

でもまあ、チャーベくん自身は非常に楽しそうで。そりゃN&Iよりこっちやるよなあって感じ。ちょっと音源を聞いてみたい。

ちなみにこの5人ってどういう方々なんでしょう?スキャフル田上とハイスタ・ツネさんくらいしかわかってなかったんですが。えーっと、ギターは「330 MIMIO」。ミミオ、なんかそういう人いたよね(笑)。電気の前身「人生」に。

って、ホントにその人なのかよ!すげー。

GREAT3

なんだかんだで結構いい位置に登場。キッズはキュビズモグラフィコで暴れ疲れたのか(って、それも凄い話だ)、殆ど後ろに下がってしまいました。そんな訳で堀江側二列目で悠々見れたりして。

そうなんだよ、数年振りに堀江君がGREAT3のライブに参加。これは嬉しかったなあ。その影響か選曲も懐かし目。まあ「METAL LUNCHBOX」「腰抜けマシーン」は予想の範囲内だけど、まさかの「STAR TOURS」!イントロで叫びました(笑)これは。やるとは思わなかった。しかも堀江くんの弾くフレーズがオリジナルに忠実でたまらない。この1曲だけで「ああ、本当に今日来て良かった」と思えましたわ。

片寄は真っ赤なニットにサングラスで、ちょっとイカれた感じが久々にカッコ良かった。メタルランチのギターソロも少し暴れながら。いいなあ、今日。MCも「今日はCENTRALの及川くん追悼ライブって聞いて来たんですけど、本人が司会やってるんですよね」と珍しく笑いを取ってみたり。

やっぱり堀江くん復活した方が何かといいんじゃないか?と思わされるライブ。シカゴ以降の(余り良くない意味での)安定ムードを打破する為の、いいカンフル剤になるんじゃないかなあ。

【セットリスト】

  1. METAL LUNCHBOX
  2. 腰抜けマシーン
  3. STAR TOURS
  4. エデン特急

RUDE BONES

久々に見たんだけど、いい意味で何も変わってなくて安心して見れた。演奏も上手いし、かといって大人じゃない、いい具合のヤンチャっぷり。カッコいいなあ。

何の前触れも無く出てきて、よく見たらギターがアイゴン。「え、これがアクロバットバンチ*2なの?」と思ったが、どう見てもボーカルはイチじゃないよなあ。っつーかバックドロップボムの人だよなあ、と思ってたらどうも本当にBACK DROP BOMBだったらしい。いや、曲知らないから。つか、何でアイゴンがギター弾いてたの?

(でもあれ、本当にアイゴンだったのかなあ。色んなレポート見たけどBDBでアイゴンがギター弾いてたなんて話どこにも書いてないんだよね。アイゴンをもっと見たいと思った自分だけに見えた幻覚だったんじゃないか、という気さえしてきました)

Oi-SKALL MATES

ずーっとDJやってたワタルバスター、ようやくオイスカの出番ということで喋る喋る、っておい。持ち時間20分なのに喋ってどうする(笑)。結局、この日唯一の5分オーバーでの熱演。いや、喋ってばっかりいた訳ではなく、ちゃんと曲やってましたよ。

オイスカはフロアの前から後ろまでまんべんなく盛り上げるところが本当に凄いと思う。初見の人もガーッと巻き込むあのパワー。1曲目の「NISHIOGI TOKYO」からピーク達しちゃってる、あの感じ。サイコー。そろそろチッタ辺りでワンマンやってほしい。

CENTRAL

時間はこの時22:40。オイスカ終わりで8割くらい帰っちゃったけど、いい雰囲気の幕締めでした。結局今日は及川祭りだったということか?


16:00開演、23:00終演(ちなみにこれ予定通り。場内に「23時終演を目標としております」って貼ってあったから)。出演バンド、12バンド。1バンドの持ち時間は20分。ジャンル的には、いいバランスでクロスオーバーしていて、とても面白かった。個人的には12バンド全部をフロアできちんと見るという偉業を成し遂げて(笑)大満足。大抵こういう長丁場のイベントってお目当てだけ見て、あとはロビーでダラっとしてるのが常なんですが。1バンド20分っていう短さが、逆に見やすかったのかもしれない。

ただ俺が思ってたよりは、お客さんがデビロック寄りだったなあという。ピザT久々に見たなあ、みたいな(笑)。バンド側もそう思ったんじゃないかな。「今日は色々なバンドが居て面白いよね?」的なMCをしてるバンドが幾つもあったけど、お客さん側はそこまで楽しめていたかどうか。もうちょっとお客さんも雑多な感じになれば、もっと面白いイベントになったんじゃないかなーと思った。その辺、第二回に期待。

あ、あと長丁場なんだから飯関係を充実させてほしかった。もしくは再入場自由にするとか。実際、MASTER LOWとFBY終わった時点で出てっちゃったキッズがそこそこ居たとか(笑)。「カラオケ行くー?」だって(笑)。ひっでぇ。

*1:無理矢理に渋谷系的な感じで

*2:LOW IQ ICHIとセントラル及川とアイゴンが組んでいたバンド。MC中にネタになっていた