FUJIROCK FESTIVAL2日目

ライブ前

7:15起床。本日は朝見るものが無いので、昨日よりも更に遅め。

ドラゴンドラ

興味はあったけど乗ったことが無かったドラゴンドラ、今回初体験。11:00にマーキー横に集合したんだけど、チケ売り場が結構混んでた。マーキーの横でチケを売るようになったのは今年からだよね?今までは何処から乗るのかすら、よくわからなかったからなー。

当初4人で行く予定だったのだが、蓋を開けてみたら2人。知り合いが見たら「なぜこの2人が!?」と言いたくなる組み合わせだったと思う(笑)。

ゴンドラの乗車時間は約20分。結構乗るねえ。タイムテーブル裏のMAPと明らかに縮尺が違うぞ(笑)。あの地図見たらオレンジコートのすぐ上辺りに山頂があるのかと思うけど、実際はそこで3分の1くらい。山頂はもっと先です。

ゴンドラの急降下・急上昇っぷりがよくわかる1枚。(提供:同行者Kさん)

さて、山頂は噂通りの別世界。フジロックとはかけ離れた不思議な光景でしたよ。大縄跳びなんて、何年振りに見ただろうか(笑)。それでもちゃんと音は鳴ってるんですけどね、ちっちゃなDJブースがあって。5分ほど踊ってたら頭が痛くなりました。それはたぶん高さのせい。あと体が弱い(元から)。普通のビールが異常においしく感じたのもたぶん高さのせい。あと冷えてたから。

イッソンを発見。その場でライブやってくれー、と思った(笑)。

100s@ORANGE

ゴンドラ降りて、マーキーからひたすら歩く。丁度ライブが始まるくらいに着いたかな。とにかく人が多くてビックリした。前日のクレイジーケンバンドを越える。ステージ右手の土手から入口の方を見たら、完全に詰まってたもんなあ。入場制限がかかったかどうか知りませんが、それに近い動員はあったのでは。フジロック100sって何かミスマッチだなあ、なんて思ってたけど(しかもORANGEって)、潜在的な期待度の高さがよくわかった。

でもその大半が期待してるのは100sではなくて「中村一義」なんですよね。それは自分も含め、ですが。という訳で「1,2,3」を聞いて半ば満足。そのままキャンプサイトへ戻る。足元が悪くなってきたから長靴に替えたかったし。

あー、それにしても久々に見たら中村くんのパフォーマンスが矢沢永吉みたいになっててちょっと笑いました。マイクスタンド操りすぎ。

スラッシュ禅問答!(苗場なのに)

キャンプサイトで休憩中、今回初参加のTさんが筋肉少女帯のファンだということが発覚。無駄に盛り上がる。ついでにMさんも筋少が好きだったことを懺悔。おい、何で今まで黙ってたんだー!(笑)面白かったけど。苗場の端っこでスラッシュ禅問答を叫ぶ。「人生とは!」

サンボマスター@WHITE

PEALOUTに早めの移動を考えていたので、最初の1曲だけ聞くことに。それにしても人が多い!昨日のPOGUES、清志郎より人がいるよ。去年はレッドマーキーだったのにねえ。今年もマーキーだったら確実に入場制限だっただろう。

1曲目は「歌声よおこれ」だった。まあ、ここ最近の定番ですね。去年と同じく「外国のロックが最高だよ、とか言う奴は(ウギュオワァー!)」みたいなMC。実際、フジロックでそんなこと言ってる人あんまり居ないと思うんですが(笑)まあいいか。1曲目から前方は凄い盛り上がり。ライブも結構良さげな予感がしたけど、泣く泣く諦める。GREENに向かいながら聞こえてきたのは「さよならベイビー」。うう、後ろ髪ひかれる選曲だなあ。2曲目でそれ持ってくるか!

GREENではスカパラが演奏中。ダウンビートでした。うわー、もうちょっと早く着いてたら踊ってたな(笑)。

ちなみにアーティストグッズ売り場の辺りまで、WHITEのサンボは聞こえてきた。曲の確認ができるくらい(笑)。3曲目は「青春狂騒曲」だったかな?余談ですが、その辺りですれ違った人が「ホワイト、声でけーなー」って呟いてたのには笑いました。その時、山さんMC中だったんですけど(笑)。つーか、絶対MCの時にボリューム上げてるよな、あれは。

P待ち

レッドマーキー到着。一応20分くらい前に着いたつもりだったんですが…前のバンドがまだやってます。おい!押しまくりじゃねーか。んだよー、これだったらもうちょっとサンボ見れたよー(がっくり)

PEALOUT@RED

THE WAY
心臓が動き出すとき
響音狂鳴
AGAINST
APRIL PASSENGER
PIANOMAN〜ROLLS
SUNDAY RAINBOW
爆裂世界
PEACE、ENERGY AND LOVE
C.M.C
BEAT FOR YOUR RIGHT
Encore: QUEST

◆FUJIROCK EXPRESS'05 レポ レポ レポ(英語) photo

PEALOUT岩盤限定Tシャツ

買えず。が、微妙な色(青?)に微妙なデザイン、あげくサイン入りだったので普段着れないだろうということで「買えなかった方が勝ち組だー!」とか言い張る。とても解散直後のトークとは思えない。

そんなこんなの疲労困憊っぷりでGANG OF FOURを諦める。(が、後に見た人みんな良かった良かった言ってたので、見なかったことを後悔する)

PEALOUTフジTシャツ

アーティスト物販で購入。バックプリントに過去4回分のセットリストが!おおー。ミもこれくらいやってくれればなー。アンプねえ。いや、カッコ良かったですけど。脱線。

Tシャツ売り場でウロウロ悩んでいたんだが、ピールアウトのTシャツ、しかもラストツアーで売っていた「1994-2005」Tシャツを買っていく人が結構多かった。デザイン的にはあっちの方がカッコいいので(笑)当たり前なんですが、それが売れているということはラストツアーに来なかった人が今さっきのライブを見てTシャツを買いに来たってことだよね?うん。何となく嬉しいエピソード。

GREENではBeckがやってます。そんなにヘビーリスナーじゃないのに、殆どの曲を知っていた。さすが。Devil's Haircutとかnew polutionとか好きでしたよ。

Dinosaur Jr@WHITE

某さんに連れられてダイナソー。名前くらいしか知らなかったんですけど、凄く良かった。再結成なんですよね?でも全然そうは感じさせない、現役感バリバリの轟音。かつタイト。うわうわ言いながら見てた。今度CDを聞いてみよう。

良かった良かった言いながらも、椅子に座ってたらちょっと寝てしまったんですが、その度に轟音で「はっ!」とか言って目を覚ます俺。

強く儚いものたち@AVALON

通りすがりのAVALONに凄い人だかり。何だ?Coccoの「強く儚いものたち」を歌ってる2人組。THE かまどうま というらしい。全然知らない。めちゃくちゃ素人くさいなー。続けてスーパーカーの「LUCKY」。はー、こういう選曲だから人が沢山いるのかな?

と、呑気なことをぬかしながらオレンジコートに向かった訳ですが。まさか岸田と堀江くんだったとは露知らずですよ。ははは。確かに言われてみれば堀江くんっぽかったし、右の人は岸田みたいな喋り方だなーとは思ったような、思わなかったような(笑)。

余談。「強く儚いものたち」を歌ったのはどっちだっけ?という話題になったんですが「下手だったから堀江くんだと思う」という結論に達した時には、さすがにどうかと思った元堀江ギャルの俺。

◆FUJIROCK EXPRESS'05 レポ レポ

うわ、浜省やってる!聞きたかった!(笑)

LOSALIOS@ORANGE

現役アイゴンギャルです。(もういい)

うーん、CKB100sと比べるとさすがに客入りが寂しい。悪天候もあるから仕方ないけど。(この辺りで、ついに雷雨になってました)

ライブは良かった。野音ワンマンでは「うわあぁぁ、加藤のギターしか聞こえねぇ!」と頭を抱えてた訳ですが、本日はそんなこと無くナイスバランスなPA。これが今のLOSALIOSサウンドなのね、と納得の出来。

途中、達也の「曾田・ゴンザレス!」というMCから、アイゴンがスパニッシュなアコギのソロを披露。ゴンザレスって似合いすぎ。

終盤、某さんからメール「ブラフを坂の上から見る」という。何だか面白そうなので、LOSALIOSは最後まで見ずに向かうことに。が、藪さんのレポ(id:yabu_kyu:20050731#1122780437)を読んでやや後悔。何ですか「アイゴンが爆発」って!

◆FUJIROCK EXPRESS'05 レポ レポ photo

BRAHMAN@WHITE

着いたら既に入場制限中。まあ、元から中に入る気は無かったんですが。という訳でAVALONに向かう坂の途中からステージの横を眺める形で見てたんだけど、おもしれーおもしれー(笑)。ステージの横側って白い幕が張ってあるんですけど、たまにそこにシルエットが映るんですよ。それがもう、誰がどう見てもトシロウ以外ありえないっつーか(笑)、これじゃクイズになりゃしねえよ、みたいな感じ(笑)。あー、すっげえ面白かった。凄いよなあ、トシロウ。シルエットでも唯一無二の存在。

でもって客席前方はもう、凄い勢いでごろんごろん人が転がってるんですよ。「これ、何の工場?」って聞きたくなるくらいのベルトコンベア―っぷりで。常に湯気みたいなのが上がってるし(笑)。もうー、凄かった。上から見てるとあんなことになってるのか!という。

あーでも、別にこんな感じでネタにばっかりしてた訳ではなく。ライブも良かったですよ。前半は新譜(聞いてないけど)の曲中心で「フェスでもこういう感じなんだなあ」なんて思ってたら、後半は過去の代表曲目白押し。しかも曲間無しで5,6曲メドレーみたいにやるんですよね。休み無し。「うわー、この流れは死ぬ!死ぬ!」みたいな繋ぎが15分以上続くっていう。客もますます大盛り上がり。ホントに前のほうの客2,3人死んでんじゃねえか?って思った。つーか、これとピロウズが対バンするのかー、とか考えてまたゲラゲラ笑ってた。(おい) いや、ピロウズファンの無事を祈ってます、みたいなね。

最後、袖にハケるところも見れたんですがトシロウがまともに歩けないくらいの完全燃焼っぷり。あのセットリストはねえ。やってる方も無事にはすまない。

アンコールの頃には人も減ってたので、ステージ近くまで移動。「ROOTS OF TREE聞きたいねー」なんて言ってたら、正にそれ。嬉しいねえ。しかもそれで終わりじゃなく、最後は「ANSWER FOR...」うわー、最後にそれか!すっげぇなあ。トシロウ、客席の方まで飛び込んできてるし。いやー、ちょっと最後は本当に感動すら覚える程。いつぞやのGREEN STAGEは散々な出来だったけど、今回のWHITEヘッドライナーは文句無しでしょう。何だかんだ言いつつも、この日のベストアクトはブラフかも。

◆FUJIROCK EXPRESS'05 レポ photo レポ(英語)