GROOVE DROP SP＠青山月見ル君想フ
4日のカーネーション以来、2度目の月見ル。やっぱりここ雰囲気いいわ。ドリンクの種類が豊富だし、今回レッドアイをオーダーしたらジョッキがキンキンに冷えていた！ビールのジョッキをちゃんと冷やしてくれるライブハウスって、あんまり無いよねえ。嬉しい。
HARCO
もう何年振りになるんだろう？ってくらいに久々にライブを見た。トモフスキーと440でやったのを見に行ったので…（調べてみる）2002年だ。3年振り。ほー。CDも「シンクロの世界」までしか聞いていません。そんな訳で、殆どの曲が知らない曲だった。
昔より表現がストレートになったな、という印象。１曲目の「ナズナの茶漬け」が、その庶民的なタイトルとは裏腹にシリアスな歌詞だったのが印象深い。アルトのCMソング（いよいよCD化）「世界で一番頑張ってる君へ」は捻りも何も無い（いい意味で）本当に直球な曲だった。…と思ったら、これって作詞作曲は本人じゃないのか！(笑)CMソングを大量に手がけているから、自作なのかと思ったら。ちょっと肩透かしをくらった気分だ。はは。
独特の音作りは相変わらず。この日は一人で弾き語りだったんだけど、シェイカーや太鼓？の音をその場でサンプリングしてループさせたり。中でもおかしかったのは「スプレーを吹き付ける音」「ガムテープを剥がす音」など。意外にちゃんと聞こえるもんだね。ちなみに最初はセロテープを使う予定だったのだが、楽屋に忘れてきたらしく足元にあったガムテープを使っていた。「ガムテープ、いいね！」って(笑)。
【セットリスト】
直枝政広
久々の直枝ソロです。本人もMCで言っていたけど、3人編成になってからは余りやらなくなったよね。たぶんカーネーション本体が忙しいからだと思うけど。（3人になってから全く休み無しで動いているというイメージだし） 自分が覚えている限りでは深夜にeggsiteでやった以来か。（共演が高橋徹也、ヒックスヴィルの小暮さん）最後に「愛のさざなみ」をやって、凄く良かった覚えがある。
この日はアコギメイン。個人的には「直枝ソロ＝エレキ弾き語り」というイメージがあるので、ちょっと寂しかったかなあ。あんまり居ないですよね、ディストーション効かせまくりで弾き語りする人って(笑)。
「幻想列車」「コズミックシーのランチタイム」とカーネーションの曲を2曲やって、ソロアルバム（もう5年前になるんだねえ）から「野いちご」。これは良かった。
ストラトに持ち替えて「Strange Days」「愚か者、走る」。愚か者は久々で新鮮だったなあ。3人カーネーション初期のテーマソングだったと思うんだけど、最近は全然やってなかったからね。この曲はもっとライブでやってほしい。
「市民プール」で、ギターの音が無くなって「お？」と思ったら「コードを忘れました。」(笑) そんな堂々と言わなくても！言わなきゃ「あー、こういうアレンジなのかな」くらいで済んだかもしれないのに(笑)。この日は全体に演奏が怪しかった気がする。ギターのチューニングも甘かったよね。「チューニング、こんなもんでいいよね？」って本人も言ってたけどさ(笑)。
アコギに戻して、再びソロアルバムから「JUICY LUCY」。この曲をやる前だったかな？ソロアルバムの話をしていた。「一緒に作ったブラウンノーズも、一人は今やデキシード・ザ・エモンズで…」「デキシーみたいに歌います！」とか言ってたような。今のカーネーションだったらデキシーと対バンするのも面白いんじゃないかなあ、なんてふと思った。同じ3ピース・ロックンロールバンドですからね。
そして「最後の曲のつもりで！」と言ってから「Angel」。これ、弾き語りで聞くのは初めてだ。ファルセットのところ、ちょっとキツそうだったかな。全体にボーカルは、ほんの少しだけ調子が悪そうだった（「幻想列車」も妙にスタッカート気味だったし）。最後は「Garden City Life」で締め。
ソロアルバムからは「テレビ塔のロリータ」も聞きたかったけど、やらず。残念。
見ながら思ったのは「大田さんのベースと矢部さんのドラムが聞きたい」ということ。要はカーネーションですね(笑)。5人時代に弾き語りライブを見ても、決してそんなことは思わなかったんだけど。もう自分の頭の中で「直枝さんのボーカルには必ずあの2人の音が付いている」という形が出来上がっているんだろう。体に染み付いてる。
【セットリスト】
- 幻想列車
- コズミックシーのランチタイム
- 野いちご
- Strange Days
- 愚か者、走る
- 市民プール
- JUICY LUCY
- Angel
- Garden City Life
Chocolat & Akito
（後で書きます）
