大木兄弟40周年記念LIVE@Que(TOMOVSKY、Theピーズ)

HAPPY BIRTHDAY!!
祝40歳  HAL&TOMOVSKY

という看板がステージに。

TOMOVSKY

登場するなり「これで俺も四十肩!俺の四十肩を触りたいかー!」「プリーズ、タッチ、シジュウカター!」 とても40とは思えない芸風だ。変わらないねえ、トモは。

バックはサードクラス。正確なセットリストは覚えてませんが、古めの曲だと「天才ワルツ」「うしろむきでOK!」「巨大なダムの蟻んこの穴」「カンチガイの海」「ワルクナイヨワクナイ」あたりをやりましたよ。「乗れ!」は古い曲かどうか微妙な位置。「パトロール」は僕の中では新しめ、つーか「地球人」までしかCD買ってない気がする。でも「脳」「骨」辺りは知ってたな。あと「ひとりに戻るんだ」、これでほぼ全曲かな?

ちなみに1曲目は新曲「ハッピーバースデー兄弟40歳」でしたよ!まあ、思いっきり「歌う●●歳」でしたけど。「ハピバスデッ、キョーダイ40歳〜」って早口すぎる。

物販でベスト盤を買った人には「トモの家にあったカステラ本(定価1000円)」をオマケで付けるという。「既にCD買っちゃったよっていう人は、言ってくれればあげますえー!(笑)ホントかよ。実際そう言って貰った人はいるんでしょうか。

「でももう、10代でもないんだからそんなことで“アタシ、買ったのにー!”とか文句言うなよ!」「どうしても“カッタノニー!”と言いたい人は10代である証を見せるように。キャァッタノニイィー!」 あー、駄目だ、このMCの面白さが全く伝わらない。トモのMCって字に起こしても面白くないね(笑)。テンションが伝わらない。

The ピーズ

アビさん、珍しく最初っからTシャツ。全体にリラックスしたムードで、いい具合にゆるい。楽しかった。ゴーランのイントロ、ちょっと引っ張るのがカッコ良かったなあ。

  1. 生きのばし
  2. リサイクリン
  3. ゴーラン
  4. 焼めし
  5. 底なし
  6. バースデー
  7. とどめをハデにくれ
  8. 東の窓
  9. 体にやさしいパンク
  10. 全速力で遠回し
  11. クリスマス
  12. ノロマが走って行く
  13. 耳鳴り

アンコール

ピーズの本編中にトモが(?)クラッカーを持ってきたんだけど、余り反応が無かったということで楽屋でスネているらしい(笑)。という訳で?まずはピーズだけで1曲。「シニタイヤツハシネ」。“ハッピーバスデートゥーユー”のところで、ちゃっかりトモ乱入(笑)。例によってくるくると回りながら。

改めてトモを呼んで、セッション。キーボードはサードクラスの子、あとタンバリンに袴田。ベースは何故かもりくん。さっき来たらしい。真ん中にハンドマイクを持って立つ大木兄弟。珍しい絵ですね。先の出番だったトモは楽屋で呑んでいたのか、顔を赤くしてほろ酔い。曲は「俺たちが生まれた40年前に出来た曲…」って言ってたっけ?ビートルズの「In My Life」(で合ってるか不安)。カンペ見ながら歌うも、2人ともヘロヘロ(笑)。しかし非常に楽しそう。

サプライズ

終了〜、と思いきやステージ上で何やら準備が。ノリのいいSEがかかって出てきたのはスパニッシュな格好に着替えたアビさん、と髭なんだかヅラなんだかよくわからない顔のしんちゃん。ちなみにアビさんは「ホセ」だそうです。誰。

大木兄弟を呼び寄せて、シャンペンとビーフシチュー(アビさん作)を振舞う。兄弟は全くこのこと知らなかったらしい。トモはもう完全に酔っ払ってる(笑)。「日本酒とシャンペンは飲み合わせが悪ぃよお…」「(ゲップをして)これ炭酸入ってるよ!」「リンゴジュースだと思ってたよ!」「リンゴジュースだと思ってたよ!兄さん!「アップルジュウース!アッポオオオォー!」 これも腹痛くなるくらい笑ったんだけど、たぶん全く伝わらない。

最後はアビさん選曲?の「男はつらいよ」をバックに2人でしみじみと語る大木兄弟。客もどうすればいいかわからなくなってる。アビさんの狙いはステージに残した2人が困るのを見たかったらしいが、意外にも喋り続ける2人を見て「ノリノリじゃねーか!」とツッコミ。

トモいわく「ピーズが休止になった時にぃ、みんなどうなることかと心配してたみたいだけど、俺はあんまり心配してなくて、どうせはるはいつかピーズやるだろうと」。あ、何かいい話をするのかなーと思ったが、何故かその後「ピーズが休んでる時は俺が頑張って、ピーズが働いてる時は俺は休みたい」という流れに。何でだよ!(笑)

毎年12/14ってトモがワンマンやってたんだけど、今年は特別にピーズと対バン。次にこの企画をやるのは10年後だそうですよ。50かー。50になってもトモは何も変わってないんだろうなー。つーか、その時しんちゃん幾つだよ、とか無駄な心配をしてみたり。