DCPRG@O-East

現地に到着して、いつものように靖にメールしたら「今日は中継組」とかいう予想外の返答で何故かテンション下がった。気がつけばデートコースのライブに皆勤なのは、自分の周りで俺だけか。いや別に、これからずーっとそうという訳ではないけれど。何か寂しかった。

で、テンション下がったまま大友さんのDJ(しかしあれがM-ONで生中継されてたのか?ありえないですね。ある意味放送事故だ!)を2階のベンチに座ってボーっと聞いていたら眠くなってしまい爆睡。フロアの歓声で目が覚めた。おお、デートコース始まる。しかしなー、どうせ新曲も無いし、どうしても新鮮味は無いよなあ…とイマイチ寝ぼけたまま1階のBARでドリンクを飲んでいたら、何と1曲目が「構造5」!うわー、それは予想外!一気にテンション上がったよ。

で、テンション上がったはいいが、何だか演奏にキレが無い。ううむ、1曲目にこれってのはやっぱりちょっと合わないかな?サプライズではあったけれど。2曲目は定番ハノイ。ちょっと尺が短かった気が。後で明らかになったのだが、この日菊地さんは腕時計をしていなかったそうだ。いつもは時計でプレイタイムを確認しているがこの日は「時間を気にせずやった」と言っていた。でも実際は必要以上に気にしたんじゃないかな?結局本編は2時間半で終わったからね。(でもMCが全く無かったからなあ、普通にこれくらいか)

構造1,2,3辺りは、その場で聞いている時には「ああ、ここがいいな、今のソロは良かったな」とか色々覚えようと努力するのですが、大抵の場合は後半怒涛の盛り上がりで踊り狂っている最中に、そういった情報を全て忘れてしまうのであります。この日も例外なく。(というかこの日はもう、殆どの人は「サークルラインの坪口さんのショルダーキーボード」しか頭に残らないんじゃないかと、そんなことを思ってしまう位にあのパフォーマンスは強烈だった。まあ、それはまた後で改めて。)唯一覚えているのは構造3の坪口ソロにパーカッションが絡んでいくところ、あそこはとても良かった。

「STAYIN' ALIVE」を挟んでのカバー曲3曲は盛り上がらない訳が無い。「FAME」は久々だった?「HEY JOE」の高井さんのギターもぶっとくて良かったなあ。そしてサークルライン〜ハードコアピースでの坪口ソロ。ショルキー持って来るまではまだしも、最後は菊地さんと背中合わせに立つという、往年のTMN、もしくはアクセスかという立ち振る舞い(笑)。いやー笑った笑った。何だか不思議な盛り上がりで本編終了。

アンコール、出てきてまずMC。そういえば本編はMC一切無しだったね。モロッコの話。あー、そうか、それで「構造5」の前にコーランを流していたのか。しかしコーランって簡単にサンプリングというか、引用していいものなんだっけ?*1ましてや生中継中。

本日のタイトル「return to EAST」に関わる話。「2002年4月19日*2のON AIR EASTライブは未だにベストライブだ」と菊地さんは言った。だがしかし、当時あのライブを見た僕と複数の友人の感想は、全て「今日はイマイチだったね」だったのである。その後パッケージングされた「GRPCD2」でその日の演奏を聞くと、確かに悪くはないんだが。未だにあの時のライブの話が出ると、首をかしげてしまう自分。(以下追記→)と、書いたところ正に当事者の靖からコメントが。確かに聞いているこっちの成長というのもあるだろうな。あの日は新曲(「構造と力」の原型的なもの)が何曲か披露されたんだけど、当時の自分に「新曲に即座に対応する」能力があったかどうか、というところか。音質による、というのはちょっとわからないけれど。というか、この話そう何度もしたっけか?(笑)

アンコールは「構造4」「ミラーボールズ」とお決まりのパターン。この2つで固定化されているのがちょっと残念。まあ、こってりとした食事の後に出されるサラっとしたお茶漬けのようなものなので、定番でもいいっちゃーいいんですが。

【セットリスト】

  1. 構造5
  2. PLAYMATE AT HANOI
  3. 構造1
  4. 構造2
  5. 構造3
  6. STAYIN' ALIVE
  7. FAME
  8. HEY JOE
  9. CIRCLE/LINE〜HARD CORE PEACE
    〜ENCORE
    -MC-
  10. 構造4
  11. MIRROR BALLS

*1:その昔BUCK-TICKが「楽園」という曲中でコーランを使用して回収騒動になった。あれはコーランを逆回転させたりしたのがマズかったのか?

*2:菊地さん、「忘れもしない4/18」って言ってなかった?俺の聞き間違い?