男どアホウ サンボマスター 〜ホーム開幕戦〜@初台WALL(サンボマスター、TOMOVSKY、メガマサヒデ)
2004年・2005年に続き、この時期恒例?のサンボ企画による初台WALLライブ。今年は2daysですけど、僕は二日目だけ。サンボファンの前でトモが何をやらかすか、興味はその一点です(笑)。
近藤の司会からメガ登場。30分くらいだったかな。弾き語りが続くので転換が早い。
ひとりトモフスキー
いやー、予想以上に盛り上がってた。とにかくお客さんが素晴らしかったですね。普段のトモのライブより盛り上がったんじゃないかってくらいにMCもウケてたし、手拍子とかも皆凄く協力的。トモも物凄い機嫌良くライブできたんじゃないだろうか。
自宅から持参したマイクを足で踏みつけてバスドラっぽい音を出す。これは「ひとりTOMOVSKYターボ」らしい(笑)。「でもターボってのはバージョンだからぁ…」ターボとは呼んで欲しくなさそうだったが、フロアからの「ターボ!ターボ!」という声に
「じゃあもうターボでいいよぉ」 素直。
俺の後ろに居た男の子がMC聞きながら「心狭っ!」って言ってたのがすげーおかしかった。まあ広くはないわなー。
「カンチガイの海」はやっぱり名曲だなあ。皆じっと聞き入っていたのが印象的。そうそう、MCとか盛り上がるところは盛り上がって、曲は曲でちゃんと聞いてる感じでホントにいいお客さんだなあと思った。
ライブが盛り上がったことにご満悦なトモ、また呼んで欲しいと発言。しかし「(3人のうち)誰が呼んでくれたんだろうなあ…」ええ?
「3人全員が呼んでくれた訳じゃないと思うんだよなあ…」 やっぱりネガチョフ。
【セットリスト】
- 歌いまくる40歳
- うしろむきでOK!
- GO!GO!GO!
- ほめてよ
- 脳
- カンチガイの海
- ワルクナイヨワクナイ
- 歌いまくる40歳
サンボマスター
うーん、結論から言うとやや微妙。「風とロックフェス」の時に感じた「次のフェーズに進んだ!」という感覚はあったけど、いくら何でも歌えてなさすぎだ。待望の「離れない二人」が8割叫びだったもんなあ…アップテンポの曲が殆どシャウトになってしまうのがやっぱり勿体無い。
選曲は面白かったと思う。前日のセットリストを見て「まあこんな感じだよね」と予想していたものとはちょっと違った。「離れない二人」をやるとは思わなかったし、「二つの涙」「ベイビー優しい夜がきて」も意外だった。この日のライブで印象に残ったのは、その「二つの涙」「ベイビー優しい夜がきて」。「僕と君の全ては新しき歌で唄え」も良かったな。ミディアム・スローの曲ばかりですが。
「二つの涙」はこれから育っていく曲だろう。「ベイビー優しい夜がきて」は、1stアルバムの頃に「この世の果て」「だんだん」をやっていた時の雰囲気を思い出す。ただ単にスローテンポな曲というだけではなく、どこか温かみのある感じ。「戦争と僕」も好きだけど、こういう部分もやっぱりサンボのライブにはあってほしい。
あと余談ですけど、「ベイビー優しい夜がきて」は2004年の初台ライブで新曲として披露したんですよね。その後2ndアルバムには収録されなかったんだけど、今回のアルバムで復活。その時のことも思い出したりして、この初台で聞けて嬉しかった。
あとは…ギターをもう少しちゃんと弾いてほしい。歌わないんなら、せめてそこだけは。昔は「チューニングなんてしねえぞオラァ!」っていうのがギャグになってたけどさ、今ギター狂っちゃうと何の曲かわからなくなるんだよ(笑)。まあ、わからなくなるってのは大袈裟だけどさ。ぬくもりでギターがあそこまで酷い音出してたのは初めてだと思う。うーん。
あー、ぬくもりで思い出した。ぬくもりの大サビに行く前の「アイ!アイ!アイ!」のパートが昔は凄く好きだったんだけど、最近は全然ピンと来ない。理由はたぶん、他の曲でも何でもかんでもアイアイ言っちゃってるからだと思う。
Wアンコールの「愛しき日々」は良かったね。最後の最後に取り戻した。
しかし真面目な話、1時間強のライブを2日やっただけであの喉の痛めっぷり。ツアーは大丈夫なんだろうか。ちょっと心配になってきた。そういえばワンマンでこれだけ回るのって初めてなんだよね。(前作のツアーは銀杏とのスプリットツアーだった) 野音の頃には一体どんなことになってるんだろう。不安と期待が半々…いや、6:4くらい。正直。
【セットリスト】
- 二人ぼっちの世界
- 離れない二人
- 心音風景
- 二つの涙
- 絶望と欲望と男の子と女の子
- ベイビー優しい夜がきて
- 僕と君の全ては新しき歌で唄え
- 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
- 何気なくて偉大な君
〜Encore 1- 歌声よおこれ
- さよならベイビー
- そのぬくもりに用がある
〜Encore 2- 愛しき日々