チャットモンチー@LIQUIDROOM ebisu

前回のクアトロワンマン*1よりは良くなっていたけど、期待していた程ではなかったなあ…というのが正直な感想。傑作『耳鳴り』を引っさげて1ヶ月のツアーを終えての東京ワンマン、2daysの2日目。レベルアップするには充分過ぎるくらいの好条件だと思ったんだけど。

やっぱりギターがライブだと弱すぎる。いっそライブではサポートギターを入れるくらいの開き直りを見せてもいいと思う。楽曲とボーカルのハイクオリティさと、バランスが取れてない気がする。

「ひとりだけ」と「恋愛スピリッツ」は相変わらず圧倒的。でもその2曲以外はCDでいいかなあ、という。

MCは相変わらずの脱力系。今回は更に、謎の寸劇まで披露。しかも2回も。あれ、一回で止めとくもんだぞ、普通は(笑)。一歩間違えば大惨事だと思った。つーか、あれを許せるか許せないかでこの先見ていくかどうかの判断になるんだろう。やー、さすがにあれは苦笑するしか無かったです、僕は。

でもその寸劇で、最初のナレーションを担当した後、他の2人が一生懸命掛け合いしているのを一瞥もせず、曲に入るタイミングを静かに伺っていた橋本はやっぱりちょっとアレなんじゃないかと思った。

あと、ベースについての評判・感想が8割以上「男前」という単語で表現されているという事実は見逃せない。でもホントに男前だと思うよ、あのベースは。たまに「ウエノみたいだな」なんて思ったりして。そのうちベースを抱きしめてクネクネしたり、マイクを咥えてオーイエーと叫んでみたり、曲の最後に変なおじぎをし始めたりするんじゃないだろうか、とか余計な心配をしてみる。

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