GO FOR THE SUN@LIQUID ROOM ebisu(アナログ、スパルタ、フジファブ)

前説にスパルタローカルズのVo。注意事項として「楽しんじゃってください!」だったか何だか、そのようなことを。観客に手拍子と足踏みを強要して、QUEENの「WE WILL ROCK YOU」を熱唱。なかなかイってしまわれてるお人のようです。

アナログフィッシュ

【セットリスト】

  1. リー・ルード
  2. スピード
  3. Hello
  4. BGM
  5. ナイトライダー2
  6. 僕ったら
  7. Town

下岡5、佐々木2。Helloまでは何故か「下岡今日調子悪い?」とか思ったけど、ナイトライダー2が素晴らしかったので、全然俺の勘違いだった。

それにしても、イントロで必要以上にオーバーアクションで手を叩く健太郎が面白すぎる。常に必要以上に動いてますよね。何かにつけて「必要以上に」とか付けたくなる男、佐々木健太郎。見てて飽きない。ちょっと増量した気がしますけど。初めて聞いた「僕ったら」は良かったなあ。あとMC。「今日はGO FOR THE SUNツアーの最終日で…」(多少テンパり気味)これに対して「みんな知ってるよ」「みんなそのつもりで来てるよ」と一斉にツッコむ下岡・斉藤。イジめられてるようにしか見えない。

スピード、Hello、BGM、全てやってる辺りは生中継向きのセットリストなのかね。「Hello」のイントロ、ちょっとジャムっぽくてカッコよろし。

フジファブリック

1年振りくらいに見た。前に見た時はファーストアルバムの発売直後だったか。僕にしては珍しくCDを買ってからライブに向かったのだが、ライブの感想としては「CDの方がいいなあ」だった。バンドっぽさが感じられないな、と。曲は好きなんだけど。

その1年前と比べたら、バンド感は強くなっていた。でもドラムがあんまり好きじゃないなあ。何だかドタバタしている印象を受ける。やっぱりCDの方が好きか…試聴で聞いてかなりツボだった「モノノケハカランダ」も余りグッと来ず。最後の「虹」は良かったけど。

しかし志村の挙動不審っぷりは凄い。生放送でMCさせて大丈夫なのか、と思った。スパルタとアナログを「頭のおかしいロックバンドが…」と言い出して「こいつ今にもキ●ガイとか言い出しそうだなー」とハラハラした。

スパルタローカルズ

その昔ライブを見た時に「曲もフレーズも好きだけど、ボーカルの声と演奏がショボいなあ」「何となく好きになりそうな気がするけど、今はまだ早いな。1年くらい寝かせておこう」と思ったのです。それが2003年の2月(マグニチュード第一回目、対バンは無戒秀徳くるり)。って、もう3年近く経ってるよ!(笑)寝かしすぎだ。

前説で出てきた時の異常なテンションからして「あれ、こんなボーカル(バンド)だったっけ?」と思ったのだが、実際もう別物かっつうくらいのバンドになっていた。当時はブッチャーズ吉村的な微妙なボーカルだと思っていたのに、強烈なシャウト一発で心を掴めるようなボーカリストになっていた。彼の一挙手一投足に反応するファンを見て最初は「?」と思ったけど、最後は自分もかなり虜に。カリスマ性がある。いやあ、凄いわ。問答無用で惹き付けられる。文句無し、今日のベストアクト。

何となく「アップテンポで踊れるダンスロックバンド」というイメージがあって、その通りに「ピース」とか「トーキョウバレリーナ」とか凄く良かったんだけど、それ以外にもミドルテンポの「アングリーマン」、最後の「グランジシスター」辺りも印象に残った。

アンコール

噂に聞いていた「今夜はブギーバック」!なぜこの面子でこの曲なのか、若干理解に苦しむところですが楽しかったのでOK。しかし下岡=スチャダラ・アニはどう考えてもミスキャストだろ!(笑)ラップし出した瞬間、爆笑した。シルエット的にはボーズの方が似合うと思うんですが。かといってスパルタの人がアニってのもなー。じゃあ健太郎で。ってアナログ2人でスチャダラかよ。スチャダラフィッシュか、アナログパーか。アナログパーって物凄く頭が悪そうですね。(どうでもいい)

フジファブ志村の小沢はハマリ役かと。でも小沢健二工藤静香の振り付けはしないと思うので、そこは大いに反省して頂きたい。しかも無表情でやってるところが怖い。何なんだ、あの人。